初めまして、ふくろうです。
今日は恋愛(青春系?感動系?)漫画の薫る花は凛と咲くをレビューしていこうと思います。
概要
作者:三香見サカ
巻数:9巻 (2023/8/23現在) 連載中
あらすじ
とある場所に二つの高校があります。一つは地域でもバカで有名な千鳥高校、その隣にあるのが有名なお嬢様学校桔梗学園です。千鳥高校に通う紬凛太郎は実家のケーキ屋を手伝っているときにヒロインである和栗薫子と出逢います。しかし、和栗さんは桔梗の生徒でした。桔梗は千鳥徹底して嫌っていますが、和栗さんだけは違いました。二人はどうなっていくのか!!
それぞれがそれぞれの弱さと向き合い、成長していく物語です。
総合評価
・おすすめ度 ★★★★★
おすすめ度ですが、(9巻現在)最高にしておきます。
理由としては、3つです。
- キャラの書き分けがわかりやすいかつ、メインキャラ全員がちゃんと特徴的でリアルです。
- 主人公の成長やヒロインの成長とともに周囲の友達の成長や学生ならではの関係性がリアル
- 読んでいて嫌な気持ちにならない、なんならものすごく感動する
全てにおいて高得点だと私ま感じました。
ただ恋愛度(どきどきする感じや甘酸っぱさ)が少し低めかなとは思うのでエンタメってよりはガチのリアルの恋愛模様だと思います。もしそういったエンタメ寄りのどきどきが欲しい方には少し物足りない感じですね。
・恋愛度 ★★★☆☆
他の恋愛漫画のように、あっちで誰が好き、こっちで誰が好きなどはあまりありません。
あくまで主人公とヒロインの恋愛模様や周囲を取り巻く関係性の中で愛を育んでいくことを中心にストーリーが展開していきます。
また、他の漫画でよく見るしょうもない女が出てこないのでそこも恋愛度を下げている要因でしょう。
なのでどきどきが欲しい方には少し物足りなかなという感じは否めません。
・しょうもない女度 ☆☆☆☆☆
8巻現在ではしょうもない女が出てきません!!
これはなかなかすごいことで、しょうもない女(例えば恋愛を邪魔してくる嫌味な女、ぶりっ子クソやろうなど)を出さないとストーリーに波を作るのがすごく難しくなります。三香見先生のすごいところがそういった女を出さずに、環境の厳しさを作り、ストーリーの波を作られています。素晴らしい!!!
しかし、今後の展開次第では桔梗学園(ヒロインの高校)の教師の枠や生徒の中にそういった人物が出てくる可能性はものすごく高いのでそういうのが苦手な方は注意してください!
・ストーリーの面白さ ★★★★☆
ストーリーの中心は2つです。
- 人間の成長
- 環境(今回は高校)との関係性
人間の成長は言わずもがな主人公やヒロインを含め、周囲の友人や親などにまで波及していきます。
ここら辺に共感に私はクッソ泣きます。。。
環境も高校同士のいがみ合いではなく、ヒロインの高校である桔梗学園が一方的に主人公の高校である千鳥を嫌っています。その理由がしょうもないのですが、桔梗の生徒たちはそういった価値観を平然と受け入れている人が多く、生徒も千鳥生を嫌っています。
そんな中で展開されるストーリー、育まれる愛、面白くないはずがありません。
・感動度 ★★★★★
まず私がクッソ感動したのは主人公の成長を感じた親の心境を察してしまい、クッソ泣きました。
感動します。
また、主人公とヒロインの周囲も含め、環境に左右されず、自分の価値観が成長していく様がクッソ感動します。
この漫画の感動シーンは基本共感です。なのでここで感動するやろみたいな感動の押し売り感もなく、心地よい感動が押し寄せてきます。
おすすめの媒体
個人的には電子版をおすすめしています。
特におすすめなのはコミックシーモアです。
コミックシーモア豊富な作品数に加えてクーポンやポイントもお得になるのでおすすめです。
また、ちょこっとだけ安く読みたいという方にはRenta!やDMMのレンタルサービスで安く最初の方を読んでみることをおすすめします。
初めての人でも簡単に読めちゃう。お得にレンタル、Renta!ここは安くレンタルできて気に入ったらシーモアやamazonなどでシリーズ購入が結構無駄がないかなと思っています。
私は駄作すらも買ってしまうような情弱だったので相当お金損しています・・・
こちらからご購入いただきますとふくろうが喜びます!!!
まとめ
個人的には感動よりの恋愛漫画だと思っています。
なのでそういったジャンルがお好きな方にはぜひ一度は読んでみていただきたいです!!
本当におすすめです。
しかし、ベッタベタなどきどきやキュンキュンを求めるような方には少し物足りない内容にはなっていますので、そこはご注意ください!
他にもどんなジャンルのおすすめが欲しいかなどコメントいただけますと幸いです。
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