現在一部で話題の「大学に行く必要があるのか論争」について、
現在2つの会社を運営する側にいるふくろうが私見を述べていこうかと思います。
100%私の意見なので賛同できない部分もあるかと思いますが、少しでも参考になれば幸いです。
結論
大学には行けるなら行った方がいいが、奨学金もらうぐらいなら働いたほうがいい
と考えています。
大学に行った方がいい理由
まず、私は大学に行けるなら行くべきだと考えています。理由としては以下のことがあります。
- 昔ながらの企業はまだ大卒と高卒で給料を分けている
- 海外でも評価される部分はある
- 一つの実績として評価される
- やりたいことやるために必要な場合がある
・昔ながらの企業はまだ大卒と高卒で給料を分けている
就職を考えているのであれば多くの人が意識していることであろう給料問題ですが、いまだに給料に差をつけている企業があります。
最近では特に差をつけない企業も増えてきてはいます。
なぜかというとそもそも新卒や大卒・院卒に魅力がなくなっているケースが多いです。
某有名企業の社長からお話を聞いたことがあり、その方も新卒より中途でとっていると言っています。
理由としては新卒はスキルがない上に辞めるリスクが大きく、コスパが悪いわけです。
しかし、古い年功序列を重んじている企業さんはいまだに分けるので卒業できるならしておいた方がいいでしょう。
・海外でも評価される部分はある
日本の大学進学率は約65%(2021年度)となっており、世界32位です。(引用:global note様 https://www.globalnote.jp/post-1465.html)
これは高くもないが、低くもない。つまり世界でも大卒というだけで評価される部分はまだあるかもしれません。
また、日本の就職予備校的な立ち位置を知らない外国企業からは日本国内より評価は高いだろうと思います。
日本の大学を出ているからこそ海外の一部に有利に出れる可能性があるのでその辺は後述します。
・1つの実績として評価される
大学に入学して卒業するのには結構な労力を要します。
そのため、最低限の努力と継続性の実績としては見せることができると思います。
また、上位の大学に入れれば、最低限の頭の良さも証明できないこともないです。
しかし、入るのも出るのも簡単な大学はこの実績にならないので入らない方がよっぽど賢明だと思います。
・やりたいことをやる場合には必要な場合がある。
これの良い例が資格です。
資格試験を受けるために大学を出なければいけないものが存在します。
その一つが医師国家資格になります。
医者は実習の時間や修めるべき教科が決まっています。
なのでこのようにその仕事や資格のために大学が必要な場合は奨学金を借りても、親に借金をしてでもいきましょう。
また、理学療法士のような資格の場合はオーストラリアやイギリスでも仕事をすることができます。
海外の方がぜんぜん給料がいいですが、もちろん大卒の方が有利です。こう言った点も考慮すべきですね。
奨学金もらって意味のない大学に行かない方がいい理由
まず企業側の意見ですが、入りやすく、出やすい大学及び資格などもないとなると大卒でも評価はかなり低いです。
なぜかというと、努力ができなかったり、継続ができないのではと思われてしまうこともあるし、なんなら今だに頭が悪いと本気で思っている人もいます。
そうなるぐらいだったら高卒でスキルを手に入れた方がいいです。
中には年収1000万を超えるような人もざらにいます。
こっちの方が正直おすすめですし、企業的にも欲しいです。
またコスパがめちゃめちゃ悪いです。
奨学金を毎年約100万もらって俗に言うFラン大学を卒業し、年収250万だった場合。
借金400万(利子は少ないので考えないものとする)÷5=80万
毎年80万も返しながら東京で一人ぐらし。
これがリアルだと思っています。
どうしても大学に行きたくてこんなことするぐらいなら、高卒で稼ぎながら国立・公立入るために勉強していた方がよっぽど建設的です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
正直多くの学生が悩んでいるし、そもそも大学生も悩んでいるこの問題。
大学は本来学問を修めたい人や高等教育を受けたい人のための機関だったはずなんです。
なのに、日本にはひどいとか意味ないとか言われる大学が多く、卒業したのにやりたい仕事にありつけなかったなど様々な声を聞きます。
今中学生・高校生の方は焦らずゆっくり考えてください。
今大学生のあなたは遊んでいる暇は一切ありません。
早急に少しでも自己分析とスキルを磨き、実績を作ってください。
じゃないと企業側からすると欲しくないです。
これがリアルな新卒の評価です。
他にも企業目線で欲しい話があったらぜひコメントください!
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